あかちゃんの素肌を手で触れ、見つめあい、優しく話しかけながら、 植物オイルを使って行うマッサージ、それがベビーマッサージです。 誰よりも大好きなおかあさんやおとうさんに触れてもらうことは、あかちゃんにとって何よりもの安心であり、 その心地よい刺激が、あかちゃんの体だけではなく心の成長も促す、とも言われています。 生まれたばかりや最初の頃は、ゆっくりと優しく。 慣れてきた頃には、楽しく遊びながら。 自分達らしい一番いい方法を見つけてみてください。 大人にとってもマッサージはリラックスへの一番の近道。 言葉を話せないあかちゃんにこそ、大切なことなのかもしれませんね。 |
【あかちゃんへの効果/身体的】 @肌が丈夫に! 皮膚は刺激を受けることで弾力性が増し、外からの刺激にも強くなってきます。 A免疫力や抵抗力、老廃物の排泄能力、自然治癒力などもUP! 皮膚表面の免疫機構が強くなり、皮膚感染に強くなり、また、汗腺と皮脂腺が活性化されるので老廃物を出しやすくなり、 自然治癒力も高まっていきます。 Bぐっすりと深い眠りに・・。 血液循環が整い、血行がよくなるため、手足の先端まで血液を流せる体にになり、 全身がポカポカとしてぐっすりと深い眠りにつけるようになります。 その他に、便秘解消効果のあるおなかのマッサージなどもあるので、便秘が解消した!なんて声も多く聞きます。 また、皮膚だけでなく、骨格や筋肉も柔軟に発達し、関節も柔軟になる、なんてことも言われたりしています。 |
【あかちゃんへの効果/情緒的】 @親子の絆を深めます これは特に何も言わなくても・・この通りです。(笑) 誰よりも大好きなおとうさんとおかあさん。その二人に見つめられ、話しかけられ、そして、触れられることは、あかちゃんにとって 何よりも嬉しいこと。 無償の愛情を与えられていることを改めて実感し、親を信頼し、甘え上手な子どもになっていくなんてことも言われています。 はだかんぼになって、15分間、ただただ見つめられ、そして触れられる時間を幼児期に持った子どもは、 きっと、情緒豊かな子どもになることでしょう。 ちなみに現在もマッサージを続けている娘の“家族愛”っぷりといったらものスゴイです。これはかなりの自慢でもあります。 A自己肯定感を得られます ※自己肯定感=自分らしさ、ワタシはワタシのままでいいんだ、という自分を受け入れることの出来る力、のこと。 現代は、さまざまな社会背景から、愛情を伝える、というとてもシンプルなことを伝える術、受け入れる術を知らない人が 増えているため、自己肯定感を持てない子どもが増えており、少年犯罪なども増えていると聞きます。 確かに自分のことが大好きで、そして大切と思う子どもは人を傷つけたりはしないですもんね。 『大好きだよ』という気持ちを言葉で伝えることはもちろん、併せて、肌に触れることでも伝えることができたら、 きっと2重の愛情が伝わるはず。 B表情豊かになり、よく話をするようになります 肌に触れることで、感覚が発達し、コミュニケーションを図ることを、あかちゃん自身が喜ぶようになると言われています。 また、リラックスすることで、体調がよくなると全身で感情表現を楽しむこと好むようになるとも言われています。 もちろん個体差があるので、一概にはなんとも言えないのですが、マッサージをしながらお話をするので、 あかちゃんもマッサージタイムをママとのコミュニケーションタイムと理解して楽しくコミュニケーションを取れる、ということは 言えるかもしれません。 受精後の細胞分裂の際に、脳の細胞と肌の細胞は同じ細胞から分裂した、なんて説もあるように、肌は第2の脳、と 言われているのも関連してるのかも。 |